top of page

KEEP ON。

キーポン。


今から17年前、23歳の時に右も左もわからぬまま独立した。

Men's Hair Atelier Soleil Levant は、今年3度目の移転をしたばかり。

リセットの多い店だなとつくづく思う。


気づけば長く走ってるもんで、息も絶え絶えになっているが、未来だけが活力だ。

20代の頃なんて、そりゃ金なんて全然なくて経営のイロハも知らぬままだったので手元に残るのはわずかなもんで、レジの釣り銭用の金を握りしめて友達と飲みに行ったりが日常だった。

表向きは若くて頑張っている散髪屋の兄ちゃんだけど、裏側はズタボロだったYO。

情熱と口達者だけで乗り切ってきた感じ。



*写真は2011年に自宅で次女と撮ったもの。生きてるのやっとだったなーって。この頃の自分に今の環境見せてやったら泣き崩れるぜwwww







でっかい声で「散髪に来てくださーーい!!誰でも良いので髪切らしてくださーーーーい!!」って店頭で叫ぶわけにもいかず、すました顔して過ごしてたけど、答えがわからずずっと悩んでた。


20代の後半で子供ができて、ある日突然に父親になった。

順風満帆に歩んだ道のりじゃなかったから、不安が半端なくて四方八方がドアで塞がれてた気がした。ドアに全部鍵かかってんだもんwww


どのドア開けて良いかも分からなかったけど、なんか新しいことが僕を待ってるような気がして開けて回った。


怖いことに飛び込むと、新しい世界が僕を待ってた。


怖いって感情は無知からくる

例えば目を閉じたまま全速力で崖っぷちまで走れって言われても怖くてできないでしょ?

いつ自分がおっこちるか分からないから。


子供の頃、夜になると幽霊がいそうで怖かったでしょ?

居るのか居ないのか分からないから。


つまり恐怖っていうのは常に自分の情報不足が招くシグナルの一種なんだと気がついた。

逆言えば知れば良いんだって。

物事を理解して知ることで対処法が見つかるし、予測できる未来があれば準備すれば良いだけ。


もちろん間違うこともあるし、良いことばかりじゃない。


突き進むんだ。

もっともっとダイナミックに活躍できる自分と出会うために。


家族にも相談できず、友達にも恥ずかしくて言えなかった。

でも、子供や奥さんは自分を必要としてるし、僕はそれに応え続けていきたい。


それがいつしか、家族だけじゃなくて世界中の皆さんの期待にも応えることができるかも!?って。


自営業って憂鬱ですよね

もっと自分や自分の店の良さに気がついて欲しいけど伝わんないw

でも大丈夫。コツコツ自分を鍛えて信じて進めば時間と共に改善されて行くから。


難しく考えてすぎて、頭の中がぎゅっと詰まってきて嫌になる。

できれば逃げてしまいたくなる。


ドローンを飛ばしている高い場所から見ると見晴らしが良いなーって。

これ、冗談みたいな話なんだけど高所は有利に働くのは色んな場面で出くわす。

例えばFPSのゲームとか。(⇦長くなりすぎるから省略w APEXやってる人いたら一緒にやりましょー)


脱線しないように話を戻すと、見晴らし良いってことは情報が多いってことでしょ?

情報が多いってことは恐怖を感じづらいわけよ。わかることが多いから。


これを日常に置き換えて考えると、"知ってる自分"で検証してみて。

知ってる自分ってのは未来の自分。

それも、うまくやってる自分。


未来の理想的な自分なら、今の状況をどうやって克服するだろうか?って検証すると案外あっさり片付いたりするから。


みんな同じじゃ意味がない

今回みたいなコロナパニックで世界が混乱すると、その代償は弱者へむく。

世間は辻褄合わせに、予定調和みたいな気持ち悪いやり方で、右向け右に皆んな同じ方向向いちゃう。

刈り上げブームとかね。

みんながみんなトラディショナルスタイルやってどうすんだってww

お前ら昨日まで鶏みたいなヘアスタイル推してたジャンwどうしたの?ww

みたいな奴らまで刈り上げすればお客様くると信じちゃって、バーバーショップ名乗り始めちゃう現象。


床屋だけじゃない現象だから、こんなの至る所にある。


他人の真似じゃなくて、あなたはあなたで良い。

セオリーとかレシピって、あるようで無いからさ。


理美容師というアイデンティティとか誇りとか

ここまでこの記事を読んでる人は自分のことを思い出してみ。

めっちゃ練習したじゃん。

同世代が遊んでる間も、飲みにいきたい日も、彼氏や彼女とうまくいってる日もそうじゃない日も。


しんどかったけど、その先に自分の未来があるって信じてやってきたわけじゃん。

そんな過去の自分が今日のあなたや僕を作ってるわけで、いつまでも過去の自分にしがみついても、若かりし自分は歳を少しとったあなたの面倒見るのしんどくない!?


未来の自分にバトンできるように、夢や希望を託せるように考えてこう。

やっぱ良いことばっかじゃないし、辛いこともあるけどね。


そんな迷いとか不安を活力に変えていけるように、今日も頑張ろうね。

嫌なことばっかじゃないから、塞がってるドア開けちゃおう。怖いなら知ろう!学ぼう!


10年後のあなたが、今よりずっと良い感じになりますように!!



peace




bottom of page