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移転オープンした敦賀市のショップを突撃訪問してみた 2/3



敦賀市の氏神様へお参り

福井県敦賀市は、天然の良港である敦賀湾と共に栄えた町だという。

その敦賀市にある氏神様といえば、古墳時代に創建された氣比神宮だと事前に調べておいた浅い知識で朝一番に参拝した。




古くは古事記にも記されているというこの神社は、綺麗に整備され街道と商店街を繋いだ先にある。

第二次世界大戦中の空襲によって焼失したため、現在の社殿のほとんどは再建されたものだそうだ。


本殿より奥まった裏参道に位置する角鹿神社(つぬがじんじゃ)は、敦賀の地名発祥だと書かれていた。



デザイン事務所を営みストリートカルチャーを発信するカルチャーポッズFM




幸光さんは、デザイン事務所を営む傍ら、カルチャーポッズFMというポッドキャストを配信している。

今回の旅に際してコーディネートして下さった。


事務所は仕事場というよりも趣味部屋だ。

これはに完全に理髪店の同じ匂いを嗅ぎつけた🤣

我々理容師も心当たりがあるはずだ。

お客様を迎えいれる"店"というよりも、自分自身が居心地良く過ごすための部屋。







ゲスト

聴いて下さった方も多く、反響をいただいたポッドキャスト出演では、これまでの中村商店の歩みに加え、プライベートな趣味の話なども少しできた。

エピソードはどれも面白いので是非フォローしてみてください。

そして、ポッドキャストそのものにハマってしまうことをおすすめしたい😂

床屋とラジオの相性たるや言うまでもない。





土地を訪ねて、人に会うってこと

普段、僕らはNeighbor hoodから出ず過ごすことが圧倒的に多い。

床屋ともなれば店からも出ない。

住宅兼店舗に至っては、自宅からも出てないかもしれない。

ナチュラルな引きこもりだ。

それはそれで凄く性に合うんだけど、時折こうして出かけてみると本当に多くの刺激と発見に恵まれることを実感する。


営業中にお客様と話していると、そんなに退屈な時間を過ごしていると思わないけれども、ルーティンは着実に脳を麻痺させている。


時間は無限じゃない。

生きているうちに新たに会える人や訪れる場所は、そう何度もない。

一期一会になることを自ら掴みにいった時、改めて世界の広さと多様な物語があることに気づく。


移転改装オープン

今回の旅で最も重要なミッションは、GaiantStepsさんの移転オープンに内緒で駆けつけることでした。

目論見通りに、吉村さんは鳩が豆鉄砲を食らったような様子でキョトンとしてくれ僕はご満悦です🤣


さて、今回なぜ僕が敦賀まで出かけ吉村さんのお店を訪問したかと言いますと、吉村さんの新しいショップで使っていただくカスタムバーバーケープ(CBC)のデザインの詳細を打ち合わせしていただくためでした。




CBCの構想を立ち上げてから、今日に至るまで多様な困難があることがわかってきましたが、その一つが「色合わせ・柄合わせ」です。


モニター上ではバランスよく配置されていたり、よく見えた色なども、実際のサイズと生地にプリントされた時では見え方に誤差が生じます。


それらは、時として大きな不満因子になってしまう事が過去に何度も起きてしまい、僕としてもCBCの実現には不安を残した状態です。


今回、こちらのデザインをディレクションしているのが、前述のポッドキャスターでもある幸光デザインさんに他ならず、こうして2人の力を借りることができる絶好の機会に自分が出向かないわけには行かないと考え、福井県までぶっ飛んできました。


鏡の前でサンプルで作成した配色のバリエーションをもとに、実際に作成するケープの最終打ち合わせをしていただきました。


そして今後、我々理髪店にとってカスタムバーバーケープが必須な理由については、次項に書き連ねたいと思います。


続く


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