第1章 1節 2項 一点集中〜零細理髪店の五つの戦略〜 マーケティングの準備 「市場調査」
一点集中〜弱者の五大戦略|*ランチェスター経営戦略
ここで参考にするプロセスは、"ランチェスター経営戦略"と呼ばれる弱者の経営戦略と呼ばれるものを踏襲しています。
当記事では、これらを理髪店向けにアップデートし、理髪店/理容師にワードを置き換えていきます。
参考書籍のご紹介
<<前回の時間の有限性について

当初より、Men's Hair Atelier Soleil Levantが掲げていたコンセプトは、「男性の生き様を引き出すお手伝い」でした。
つまりターゲットの顧客は男性客。
果たしてこれは十分だっただろうか!?
男性といっても子供からお年寄りまで考えると、幅が広すぎて、誰に対してサーヴィスを提供しているのか!?が不明瞭だと考え始めた。
そこで、次は自分にとっての顧客を再定義することにした。
本当にフォローできる顧客は、一人の技術者につき、一属性まで。
マーケティングにはセオリーがある。
個人事業主規模の零細店舗では、まずこのセオリー(成功事例)をきちんとトレースするだけで、結果はすぐに出るようになる。
おそれず接客的に取り入れて欲しい。
このことを念頭に置き、以下の手順で進めてみよう!
【マーケティング作成のプロセス】
市場分析(market analysis)
セグメンテーション(segmentation)
ターゲッティング(targeting)
ポジショニング(positioning)
マーケティングミックス(marketing mix)
動画解説
1、理髪店の市場分析
理髪店の市場調査は、ひとまずとてもシンプルです。
店舗の周辺地域の人口統計を手に入れましょう。
人口調査は管轄の市町村など行政のウェブサイト内にあることが多いです。(基本的には日本国なら必ず県市町村のどこかが公表しています。
例)
岡山県玉野市の人口推移
https://www.city.tamano.lg.jp/soshiki/10/2323.html
岡山県玉野市の人口分布
https://www.city.tamano.lg.jp/site/statisticalinformation/5091.html
次に地域内の他店舗や競合の調査
ただし、これらは全ての店舗が自分の店舗の競合になるわけではなく、同じターゲットを狙っている店舗に限り競合となりますので、調査自体をマーケティングのプロセス3のターゲッティング(顧客設定)を終えた後からでもできます。
*市の人口が10万人以下の地域ですと、そもそも他店舗の調査など必要にならない事もあり得ます。
市場規模を知る事で、今後自分のターゲット顧客が、地域にどれくらい分布しているのか!?
が、わかるようになりますので、調査は重要ですよ。
Google mapでの調査
https://www.google.com/maps/search/理髪店/@34.4927024,133.9471244,15z/data=!3m1!4b1?hl=ja

なーんて具合に。
次回は、セグメンテーションについて>>>
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