• Nakamura

金の話をしようじゃないか



理容師を志し、技術を磨き、不安を抱きつつもそれなりの"自信"をつけたあなたは独立をした。 もしくは、2代目3代目として家業を継いだはずです。


経営のことを全く知らないままに。。。

偉そうなことを言うつもりはなく、2004年23歳で独立した中村も例にもれず、経営の事など何も分からぬまま、技術だってろくに習得しないまま勢いだけで独立をしてしまった。

しかし、理容業は現金商売であるがゆえに贅沢をしなければ何となくでも店を続けることができてしまう。

それこそがこの理容業の大きな問題だと思い知るのは、ずっと後のこと。

  • お金のこと(財務)

  • 集客のこと(新規客獲得のノウハウ)

  • 将来のこと(経営)

理容師は、経営を勉強しなくても独立が簡単にできてしまう。

それ故に、脱税しながらキャッシュを手元に残し、生活する事に慣れすぎていることは、容易に想像がつく。

省庁が公開している業界の平均売上高や経常利益を見ると、生活水準を大きく下回っていることがわかる。これは実際の生活水準が低いのではなく、申告を過小に行なっているに他ならない。国はそれらを黙認し放置しているが、昨今、小規模事業者への税務調査なども容赦なく増えている。

過去数年にわたり調査対象になる事を考えると、今のような申告はリスクでしかない。

本当にそれでいいのでしょうか?

いや、それではいけないと思い、このblogや動画を見てくださっている事でしょう。

「何とかしなければ。。」

理髪店向けのブランディングツール(カッティングケープなど)の販売をする上で、多くの理容室を営む方々にお会いする機会が増えた。 そして、皆同じような悩みに直面し、誰にも相談できなまま時がすぎている事に気が付いた。

「何とかしたい!という気持ちは、皆、同じなんだ。」



1、経営をするために最重要なポイントの一つは財務管理

まず何よりも理髪店経営において最も重要視しなければならないのはお金を残していく癖をつけるという事。 税金は確かに高く感じるし、個人事業主が大半の理容師にとって国保や年金、諸々の税率が高くなるのは痛く感じるかもしれないけれども、売上を過少申告し、節操もなく経費計上して申告するのは百害あって一利なし。 利益が十分に出せない体質からいつまでたっても抜け出せなくなるばかりか、年齢を重ね、今と同様に働けなくなった時には手遅れになる!! 脱税で蓄えるキャッシュしか当てがない経営など危なすぎる。


黒字経営をしっかりと定着させ、必要な投資にお金が回せるように先々の準備を怠ってはいけない。

筋肉質な経営をするためには、まず何よりも"黒字経営"を続け、自己資本率を高めていくことが重要だ。

「売上を過少申告し、利益をなくしておけば税金等が安上がりだ。」 「あれもこれも経費で落とそう。」

こんなしょうもない発想から一刻も早く抜け出そう。 今後の成長や将来のために。

2、決算書を理解しよう

理髪店の決算書はいたってシンプル。 慣れるまではにらめっこしなければならないし、わからない点がたくさんあるかもしれませんが、"手元のキャッシュ(通帳残高)だけで経営を判断することは不可能"

月次試算表(決算書)を作成し、しっかりと経営について学ぶ第一歩です。

*補足情報 試算表と決算書は何が違うのか? 試算表とは、仕訳を入力し導き出されたもの。 決算書とは、減価償却等の決算仕訳行い確定されたもの。 月ごとの行うのは、月次試算表を用いると良いです。

試算表/決算書を見るには先ず、「損益計算書(P/L)」と「貸借対照表(B/S)」の二つを理解するところから始めよう。





「損益計算書(P/L)」


損益計算書は、売上高から原価を差し引いた"粗利益" 粗利益から諸経費を差し引いた"営業利益" 支払利息を差し引いた"経常利益"

で、構成されている。





「貸借対照表(B/S)」


貸借対照表は、左に"資産"、右に負債、右下に資本

うーん。 何だか難解ですね!?

これらを理解するには、慣れることがまずは必要。 諦めずについてきてください。


おさらい。

  • 最も大切なのは、将来のために利益をしっかり残すこと!

  • 残した利益で自己資本比率を高めていこう!

  • それらを実現するために試算表/決算書を読めるようになろう!4つのポジションを理解し慣れよう!

今日はここまで。 頭から湯気出していこう!



参考図書


「サロン成長戦略会議」

美容室経営者のコミニュティ「NO LIMIT」から出版された本。すごくわかりやすく美容師さんたちも同じなんだなと感じました。

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「帳簿の世界史」

会計技術の歴史を紐解けば、なぜ会計が重要なのか!?が手に取るようにわかります。

世界史を会計から読み解いているところも面白い。

おすすめです。

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「稼ぎたければ働くな」

伝説の経営者の一人、山田昭男さんの著書です。

働き方改革などという言葉も世にない頃から、地で行く敏腕経営者は何を大切だと考えていたのか!?読み応えあります。

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