カスタムバーバーケープ

すこーーーしずつ出来上がってきました。
CBC(カスタムバーバーケープ)
これらが今後のメインストリームになるのは間違いないでしょう。
つまり、店舗オリジナルのケープを使うのが、ブランディングを固める上で必須条件になっていくと言うこと。
しかし、そんなことは皆さんも当然お考えだろうと承知しています。
「自店のオリジナルケープがあれば良いだろうな。」
しかし、そこにはいくつかの越えなければならないハードルがある。
今日はそのことについて解説しようと思う。
INDEX
Ex, CBCトハ!?
1, 自店らしいデザインとは何か?
2, インテリアとのバランス調整
3, カスタムケープの制作には何が必要なのか?
4, カスタムケープの予算と数量
5, まとめ
Ex, CBCトハ!?
[CBC] BARBER STYLE CLUB
[CBC] UMK
CBCとは、カスタムバーバーケープの略称として中村商店が新たに提供するサービスを指す。
これは理髪店が次の扉を切り開くために必要となる取り組みの一つだ。
この広い世界でたった一つしかない貴店のブランドを世間に認知させる最も有効な手段の一つになるだろう。
貴店とそこに通う顧客による"あなた達らしさ"を表現するためのツール。
顧客とのコラボレーションアイテムを生み出すためのプラットフォームになることが中村商店の役目だと感じている。
かねてから申し上げている通り、中村商店はケープを販売する道具屋やメーカーじゃない。
安くて使いやすいデザインが施されたケープなど、いずれそこらじゅうから湧いて出てくる。
僕ら中村商店がやりたいのは、貴店のブランディングの最大化と最適化。
あなた達が立つべき次のステージは、オリジナルケープを使ったブランディングじゃない?
それも、顧客とコラボして生み出されたもので。
それが #CBC (カスタムバーバーケープ)
【解説】カスタムバーバーケープ
1, 自店らしいデザインとは何か?
しかし、意外と困ってしまうのは自分や自店を表現したデザインとは一体何か?という根本的な問題。
これまで多くの人たちは、「何かを模倣したり」「誰かのデザインをうっすらパックったり」「憧れた結果、似たようなもの」そして大量生産、大量消費されている量産型の安物に慣れ親しむ習慣が根付いている。
思い当たる節はそこらじゅうにあるはずだ。
それは決して悪いことじゃないけど、そろそろ脱却しないと。
消費者側から見ると、似たようなバーバーショップという看板を掲げた刈り上げを得意げにインスタなどであげている店が腐って捨てるほどあるから選び代が多すぎる。
「近くて安ければどこでもいいかな。」
そんなノリのユーザーを多く抱えている店は、コロナパニックでも顕著に見られたように、速攻で見捨てられる。
彼らは決して薄情で裏切り者じゃない。そもそも選んでいる基準が違いすぎるからね。
戦わないと。
「料金も相場より高い、店も職場や自宅からも遠い。でも、あいつ意外に俺の髪を任せたいと思えない。あいつが好きなんだ。」
ユーザーを友人に変えていこう。
僕らはそんな友人達に支えられて生活をしている。
だからこそ来店してくれる顧客に対して「ありがとうございます。また次もお待ちしてますね。」って心から言えるんだ。
セリフじゃないし、リピートするテープレコーダーじゃないんだ。
心底ありがてーんだ。
話が逸れたから戻そう。
つまり自店らしいデザインとは、顧客とのコラボレーションによってのみ生まれると考えている。
貴店やあなたを本当に愛してやまない顧客がきっといるはずだ。
その人に相談してみると良い。
初めはみんな不慣れさ。全然アイデアが出てこないし、出てきても「なんかダセー」ってことはザラにある。
諦めんな。
とことん揉んでいこう。
そのうち、どんどん自分たちの好きな世界観が出てくる。
共通点のフォーカスを絞っていくと、どんどん見えてくる。
試しに今日から、そんなお客様と好きな世界観をビジュアルにするための話題をふって話してみなよ。
「今度、オリジナルのケープを作りたいって考えてるんだけど、どんなデザインにするとかっこいいかな?一緒に考えてくんない?」
2, インテリアとのバランス調整
おぼろげにデザインの候補ができてきたら、店内をよく見渡して欲しい。
店のインテリアとのバランス感は超大事。
あまりケープだけが主張しすぎると痛い感じ出るからね。
そのケープは店の備品ではあるけど、お客様のお召し物でもある。
「本物のあなたの顧客(それ以外はどうでも良いから気にすんな)」が、喜んでくれるデザインかどうか!?は、めちゃくちゃシミュレーションすべき。
ケープに違和感があれば、そっちのデザインを修正すれば良いし、インテリアに違和感があれば逆も然り。
全体のバランスを俯瞰して観察してみよう。
3, カスタムケープの制作には何が必要なのか?
必要なものは、原寸大のデータファイル。
ファイル形式は、できればAdobe Illustrator (.ai)が望ましい。
PDFでもEPSでも、まぁ極端に言えばJPEGでも不可能じゃないけど。。
Adobe Illustrator (.ai)
できたらこれが良い。
とは言っても、散髪屋だと「何それ!?」って、人もいると思う。
だから思い出してほしい。
「誰と一緒に生み出すんだっけ?」
相談してみ。
きっと得意なお客様いるから。
4, カスタムケープの予算と数量
で、気になるのがこれよね。
「めっちゃ作らんとだめ?」「ごっつ高いんでしょ?」
そうなのさ!!!🤣
ものづくりは数量と予算がないと始まらない。
だからユニット組ませてもらいたいと思ってる。
その話は後に回して結論ね。
最低発注数量 2着
予算 2,5万円/1着あたり
で、この金額を成立させるためには、10~20件をまとめて作らないといけない。
それがユニット組むって話し。
一店舗ずつでの生産はできないから、数件がまとまったらユニット組んで作れる。
店舗でもいいし、BARBER仲間達とでもいいし。
5, まとめ
すぐにでもやりたい気持ちはあるだろうけど、ちゃんと相談してね。
で、ある程度目処ができたら下記へご連絡を。
一年以上が必要になるかもしれないし、めちゃくちゃ順調に全部がまとまれば最短で3ヶ月くらいで納品までいける。(多分前者だけど。)
宛先 : nakasho@mandarism.com
タイトル : CBCについて 〜店舗名 担当者名〜
本文 : パッション込めた問い合わせ内容
このCBCの構想には続きがあるんだけど、それはまた別の機会に話すよ。
次の次のステージを準備しているから、その時がきたらね。
みんなの店が、お客様方から愛されますように。
そして、あなたが多くのお客様に愛を分け与えますように。
LOVE & PEACE.