髪を切るってなんだろう!?
更新日:2019年12月10日
先日、岡山市にあるワンダー(笠原さん)の店に散髪へ行ってきた。
http://123canvas.net/wonder/

きっと知らない人は少ないだろうと思うけれども、笠原さんはフェイドカットにおいて日本人では指折りの技術を持っている理容師ですね。
僕も同じ技術者であるから彼のテクニックは見ているだけでも勉強になる。
その日は、笠原さんにカットをしてもらいながらインスタライブを使って配信を行った。
(この配信の様子は笠原さんのインスタアカウント @barberhiroshi でみることができるので、興味のある方はぜひのぞいてみてください)
そのライブ配信中に水谷シザーズの水谷社長が観覧している事がわかり、日頃のお礼&どうしても理容師さんたちに読んでもらいたい書籍があるので告知をさせてもらった。
「髪の毛を切るってなんだろう」(水谷裕一、柴田卓也、浅倉健太郎、朝倉裕登 著)
書籍の内容の大半は、ハサミに関するTIPSが中心になっており、我々技術者にとって知っておかなければならない道具の正しい知識が豊富に書かれているので、ぜひ手にとってみてほしいなと思うと同時に、このタイトルに込められた意味「髪の毛を切るってなんだろう」?という問いは非常に重要だと考える。
中村は、自店舗(Men's Hair Atelier Soleil Levant)の運営を続ける中で、零細個人店舗である以上、顧客の選択と集中を積極的に用い、より精度の高い経営を目指している。
これはいつもYoutubeチャンネルなどでも登場するターゲッティングの事だ。
中村商店のYoutubeチャンネルでは、零細理髪店舗の経営についての情報更新をしています。ぜひご登録しご活用ください。
ターゲッティングをしていく上で、人々はなぜ髪の毛を切る行為をするのだろうか?何のためにしているのだろうか?という部分を深く掘っていった事がある。
Men's Hair Atelier Soleil Levantを利用する顧客の絞り込みを考える際、自店舗では顧客をこのように定義した。
「定期的に髪を整える"必要性"があり、その価値を理解できる方」
世の中には、色々な目的で髪の毛を切る人たちが存在する。
その中でも、自店舗の顧客は、「いつ何時も容姿に不備をもたらす事が許されぬ、もしくはそうであるべきではない人達」に絞り込んだ。
そして運営システムに変更を加え、「年会費制度」「キャッシュレス決済」「4周未満の来店周期」というルールを課した。
当然このようなことを行えば、そこから漏れた人達は来店できなくなる。
しかし、逆にいうと、上記のような必要性を持ったヘビーユーザーのユーザービリティは、他店を圧倒し向上する。一見するとリスキーだけれども、僕としてとても仕事をやりやすくなり、「髪の毛を切らせてもらう理由が明確になった」。
人が髪を切る理由。
あなたの店に来店される顧客は何のために髪の毛を切っているのだろうか!?
流行りのヘアスタイルを求めて?
メンテナンス?
気分転換?
掘り下げるともっともっと面白いニーズがあると思いませんか??
中村商店のケープは、エンドユーザー(散髪に来店される顧客)のどんなニーズに応えているのでしょうか!?
私たちの提供しているブランディング用ケープは、お客様の潜在的なニーズにお応えするためのものです。
まずは、お店のインテリアを整えるために必要不可欠となり、次にお客様の喜び、そして同時にバーバーのモチベーションを最大化するためにあります。
バーバーのモチベーションを高める事ができれば、当然良い仕事をしようとします。
それは、結果的にエンドユーザーの満足感に大いに貢献できるだろうと考えているのです。
良い仕事をしようとするバーバーを一人でも多く生み出すために中村商店は存在しています。
みなさまご存知の通り、ただ柄のついた布ではありません。
ブランドの生み出す価値は、エンドユーザーによって証明され続けます
皆様の商売が未来に向けて少しでも前進しますように今後も微力ながらサポートさせていただきます。
peace.